O's Editor3
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文書規定
O's Editor3 は日々日本語の文章を書き綴っている方を想定して設計されています。特にプロの文筆家を念頭に入れているため、そんな方々にとって必須となる〆切や文字数については常時確認できるようにしました。例えば、〆切日を設定すればあと何日と表示されたり、依頼原稿の規定文字数を設定すれば文字数がオーバーしているかどうかを確認しながら執筆することができます。文書規定に関する情報が表示されるのはステータスバーにある文書情報枠です。

 
〆切日を設定

 
文字数を設定


規定文字数や〆切日を設定するには、メインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定|〆切日]または[ファイル|文書管理|文書規定|規定文字数]を実行してください。



規定文字数はダイアログに字数を入力してください。〆切日は20250609のように年月日を8桁の数字で入力してください。


〆切日ダイアログ

 
規定文字数ダイアログ


規定文字数と〆切日は文書タブの右クリックメニューからも設定することが可能です。



原稿用紙スタイルを選択していると、メインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定|規定原稿用紙枚数]を設定することができます。



ダイアログで原稿用紙枚数を入力してください。10.5枚といった小数点入力も可能です。



脚本スタイルで文書を開いているとメインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定]で[規定台本ページ数]や[規定脚本尺]を設定することができるようになります。



[規定台本ページ数]は台本印刷をしたときのページ数です。映画の台本は1ページ17行となっていて、概ね1ページ約1分に換算するのが業界的慣習になっています。ただ、この尺はシナリオライターの書き方(台詞が短い傾向があるなど)やその内容(例えばアクションシーンは長くなる)によってかなり増減しますが、プロデューサーや監督は台本形式で何ページあるかでおおよその完成尺を予想します。そのためプロデューサーからシナリオライターに「XXページに収めてほしい」という要望が来ることは珍しくありません。[規定台本ページ数]をあらかじめ設定しておけば、ページ数を確認しながら脚本を執筆することが可能になります。


台本形式のページ数


規定台本ページ数を有効にするには、メインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定|規定台本ページ数]または文書タブの右クリックメニュー[文書規定|規定台本ページ数]で表示されるダイアログでページ数を入力してください。ページ数は45.5ページのような小数点以下も入力可能です。



O's Editor3 が算出する脚本尺は独自のアルゴリズムに基づくもので、前述したとおり脚本家の癖や内容によってはアテにならない場合もありますが目安としては使えると思います。メインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定|規定脚本尺]で分数を設定しておくことで、文書情報枠に目安となる尺が表示されます。


台本形式のページ数


規定脚本尺を有効にするには、メインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定|規定脚本尺]または文書タブの右クリックメニュー[文書規定|規定脚本尺]で表示されるダイアログで分数を入力してください。分数は22.5分のような小数点以下も入力可能です。



脚本尺を算出する際に使用する1ページあたりの秒数を変更することができます。デフォルトでは台本1ページ60秒となっています。この設定は文書オプションとして保存されますので、脚本の内容によって変更すれば文書毎に脚本尺の計算方法を調整することが可能になります。メインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定|脚本規定|脚本尺出し用台本1ページあたりの秒数]または文書タブの右クリックメニュー[文書規定|脚本規定|脚本尺出し用台本1ページあたりの秒数]を実行し、表示されるダイアログで秒数を入力してください。



メインメニュー[ファイル|文書規定|脚本規定|脚本尺出し用タイトル柱の秒数]は「タイトル」という文字を含む柱の秒数を設定するものです。ドラマにおけるタイトル(メインタイトル)は主題歌をのせた1分程度の尺を要することもありますが、脚本上は柱1行のみですのでその分を尺出しに反映させるためのものです。文書タブの右クリックメニュー[脚本規定|脚本尺出し用タイトル柱の秒数]からも設定できます。



〆切日や規定文字数など文書規定に関する情報が不要になったときはメインメニュー[ファイル|文書管理|文書規定|文書規定情報のクリア]を実行してください。文書オプションに保存されていた文書規定に関する情報が削除されます。









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