O's Editor3
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エンコード
メインメニュー[ファイル|文書管理]では文書に関するさまざまな設定を行います。メインメニュー[ファイル|文書管理|エンコード]で文書を保存する際のエンコードを選択します。文字情報の羅列をデジタル媒体に記録するには0と1だけで文字を表現しなければなりません。文字情報をデジタル情報に変換するための規則(文字コード)がさまざまあり、日本語では古くからShift-JIS(シフトジス)という文字コードが使われてきました。その後、世界で共通する文字コードを使おうということになりUnicode(ユニコード)が誕生します。日本語のテキストファイルがシフトジスからユニコードへ徐々に移行していき、現在ではユニコードのテキストファイルが主流になりつつあります。ユニコードにもいくつか種類があり、テキストファイルとして1番使われているのはUTF-8(BOMなし)です。文筆家が知っておくべき文字コードはUTF-8とShift-JISで充分でしょう。

ユニコード UTF-8
(BOMなし)
ユニコードの符号を8ビット単位で表す文字コード。
新規文書はこの文字コードとなります。
UTF-8
(BOM付き)
UTF-8にBOM(Byte Order Mark)と呼ばれるエンコーディング情報を付加したもの。
UTF-16LE ユニコードの符号を15ビット単位で表す文字コード。主にOS内部で使用されます。
UTF-16BE ユニコードの符号を15ビット単位で表す文字コード。UTF-16LEとデータの並び方が異なります。
UTF-7 7ビットのASCII文字だけの使用が前提のメールで使用するためのユニコード。
 非ユニコード  Shift-JIS ユニコード以外では標準的な日本語の文字コード。
EUC-JP UNIX やLINUXという OS上で使われてきた文字コード
JIS 主に メールソフトで使われる日本語の文字コード。

O's Editor3 の新規文書はUTF-8(BOMなし)で作成されますが、エンコード(文字コードの種類)はいつでも変更することができます。メインメニュー[文書管理|エンコード]で項目を選択してください。なおエンコードを変更しても、ファイルの保存を行わなければエンコードの変更は反映されませんのでご注意ください。



エンコードの変更は文書タブの右クリックメニュー[エンコード]から行うこともできます。


他のアプリで作成したテキストファイルを O's Editor3 で読み込むとき、O's Editor3 は自動的に文字コードを判別します。ただ、半角のみで書かれた文書など、UTF-8(BOMなし)とShift-JISで判別することが困難な場合があるため、誤った文字コードで読み込んでしまった場合は文字化けしますが、そのときはあらためてエンコードを選択してください。文字化けしても保存しなければ元のテキストファイルが壊れることはありません。






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